生かそう憲法!今こそ9条を!世田谷の会 に参加して

 
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 5月30日(月)夜に開かれた第7回総会に参加しました。記念講演、「命に国境はない~イラク戦争とは何だったのか~」と題して、高遠菜穂子さんが話されました。
 アメリカ・ブッシュ政権は2003/3/20 にイラク戦争を開始し、5 月には大規模戦闘終結宣言をしました。にもかかわらず、ラマディやファルージャでは、米軍による住民への総攻撃が行われた事実を映像を交えて話してくださいました。ことの始まりは、4月28日、学校を米軍に占拠されたことに抗議したデモに米軍が発砲したことです。
 2004年4月のファルージャ総攻撃では、国際法で使用が禁じられている、非人道兵器のクラスター爆弾や白リン弾も使われました。白リン弾は、米軍が日本のいろいろな基地の演習で使っていて、沖縄の基地に保管されている兵器です。沖縄の米軍がイラクに行って人殺しをしていました。メディアではいっさい報道されず、表に出たのは、5年たって勇気ある内部告発をした米兵によってでした。
 イラクでは、劣化ウラン弾も使われていました。高遠さんはヨルダンから、この4月に帰国し、福島県南相馬にボランティアで支援に行っていたそうです。福島の現状は、イラクでの内部被曝の状況と重なり、見過ごすことはできないと。福島はイラクより放射線量が高く、一度飛び散ってしまうとなくならないのに、被曝対策がなされていない、と訴えていました。
 今、イラクでは、ガン・白血病・先天性異常児の出産が続いています。劣化ウラン弾は原発などから出る使用済みウランを兵器にしたものです。アメリカの行った虐殺・非人道兵器の使用は、絶対に許されるものではありません。映像を撮ったイラク人カシムが沖縄に来て、九条の碑の前で言った「戦争放棄しているのに、戦争支援はいいの?」という言葉を私は重く受け止め、九条を守るとともに、日本の現実を憲法の精神(特に前文)に近づけなくてはならないと強く思いました。
(代田4丁目・萱野 幸子)「代田・九条の会News」からの転載